11/20【関東女子サッカーリーグ 第13節】横須賀シーガルズFC vs FC PAF
会場は国立施設である西が丘サッカー場のサブグラウンド。ピッチは一見平らに見えますが、ところどころに細かい凹凸があり、タッチライン付近には深く掘れている箇所もあります。
キックオフ。監督から「最初の10分」と声がかかります。が、横須賀がボールを落ち着かせる前にPAFがペースを掴み、右のコーナーキックから先制されてしまいました。ちょうど10分頃です。しかしそのすぐ後に今度は横須賀が同じように大滝の右のコーナーキックから高田のゴールで同点に追い付きました。
ここからしばらくシーガルズが主導権を握ります。ボールも選手も目まぐるしく入れ替わるサッカーは敵だけではなく見ているこちらも混乱しそうです。この時間帯に点を取っておきたかったのですが、シュートが決まらないまま再び流れは相手に。
30分頃、PAFが遠めから大きく蹴った山なりのボールがGKの手前でバウンドして頭上を越えてゴールへ。狙ったものかどうかわかりませんが、これでPAFが再びリードする展開です。PAFはその後も攻撃的なスタイル。横須賀は守備ラインを突破されるシーンがありましたがGK吉田のファインセーブに助けられました。前半は1-2で終了。
ピッチの凹凸の影響は大きく、たびたびボールが急に跳ね上がって手に当たってしまうことがあります。それがハンドをとられたりとられなかったりで両チームとも苦労しているようです。
後半開始。前半とは異なり押しつ押されつの展開。どちらにも得点のチャンスがあります。PAFはFWが強力で、体が大きくて突破力があり、そのわりに不利な体勢になると簡単に倒れてファウルを誘うので非常にやりにくい存在です。
15分頃、PAFに突破されそうになったところを横須賀DFが阻止に入り交錯して両選手が転倒。正当なチャージに見えましたが、これがPKの判定を受けてしまいました。PAFはこれを確実に決めてリードを2点としました。ところがこれで安心したのか、再開直後に藤田の右サイドの突破を許し、鋭いクロスボールが直接PAFのゴールに突き刺さりました。これで2-3の1点差。PAFの得点から1分ほどです。
両チームとも攻め合い、かなりの運動量が要求されています。横須賀は続けて選手を入れ替えて活性を図ります。フィールドプレーヤーの他、後半にも1対1のピンチを救ったGK吉田に代えて日本代表にも選出された久野を投入。直後にPAFがまたも放ってきた山なりのロングシュートを長身を活かしたセーブで弾き出しました。
残り時間が少なくなっても横須賀はスタイルを崩さずにパスを繋いでいきますが、トップまであと1本というところでカットされてしまい、得点に届きません。逆にPAFはさらに1点を加え(経過を忘れてしまいました)、2-4で試合を終えました。
前期の対戦ではシーガルズが試合を支配しての快勝でしたが、今節のFC PAFはそれをさせないようにプレッシャーを強くしてきたように見えました。加えてボールが跳ねやすいピッチとやや不安定なジャッジもあって難しいアウェイゲームだったと思います。
追記:実際のFC PAFの得点経過は4点目がPKで、横須賀のGK交代より前だったようです。
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11/06【神奈川県女子サッカーリーグ】湘南学院総合グラウンド2試合
第1試合【2部B第4節】横須賀シーガルズJOY vs トゥインクル藤沢
シーガルズJOYはU-15の選手で構成されているチームです。試合は開始からシーガルズが支配し、相手選手の間を縫うように長短のパスを交換しながらどんどん前へ出ます。最初のうちはオフサイドが多かったシーガルズですが、前半10分に先制すると完全にペースを掴み一方的な展開となりました。
2点を追加後、藤沢がプレーを再開した瞬間にシーガルズの選手がボールを奪い、そのままドリブルで中央を突破してあっという間にゴールを決めてしまいました。と、ここでトゥインクル藤沢の選手がGKも含めて9人しかいないことに気付きました。前節では対戦相手が試合成立の人数を揃えられずに棄権となるなど、現状ではまだまだ女子選手は少ないようです。
後半に入ると、藤沢は守備の人数を増やしてシーガルズの攻撃を遅らせるようになりました。しばらく攻めあぐねていたシーガルズですが、15分頃に5点目を獲得してペースを取り戻し、さらに2点を加えて7点としました。藤沢も何本かシュートを放ったものの得点はできず、7-0でシーガルズJOYが勝利しました。
シーガルズJOYは技術の高さと視野の広さを感じさせるプレーを次々と繰り出して終止試合をリードしました。こういうサッカーは飽きません。
第2試合【1部第5節】湘南学院高校 vs 大和シルフィード98
第1試合の途中から降り出した雨が本降りになりました。周りは暗くなり、気温も下がっています。優勝候補同士の対決はこの悪条件の中で行われました。
両チームともグラウンドコンディションを確かめるようにゆっくりとした立ち上がり。湘南学院は中盤から長めのパスで大和の裏を狙いますが、これは相手に読まれているようで、大和は危なげなくクリアしています。そのボールを拾うのが湘南学院で、再び大和の裏を狙っては戻される‥というパターンが続きます。ボール支配率では湘南学院が上回っていますが、チャンスは多くありません。お互いにもう一工夫欲しいところです。
両チーム無得点のまま後半がスタート。大和は前半よりも前に出るようになりました。フィールドを広く使い、スペースへ走った選手にロングボールを送って湘南学院DFの背後に抜けようとします。雨で足元のコントロールがしにくいせいか、両チームとも攻撃パターンが似ています。
湘南学院は守備位置をやや高く保ち、早めにプレスをかけて大和のシュートコースを消していきます。たまにシュートを打たれても枠から外れるのであまり怖くありません。それでも大和のベンチからはシュートを打つだけで声援が上がり、クラブチームというより部活っぽい雰囲気を感じました。
お互いに大きな得点機がないまま後半も残り10分ほど。湘南学院の選手が大和のペナルティエリア近くで倒されフリーキックを得ました。キッカーは迷わずゴールへ向かって直接シュート。一見威力が足りないように見えたシュートは大和GKの手を弾き、ゴール左上ぎりぎりの場所に決まりました。
湘南学院の攻撃陣はこの時間帯になってようやく調子が出てきたようです。数分後には右サイドを突破した選手からのセンタリングを中央でヘディングシュート。きれいな流れの得点で湘南学院がリードを広げました。大和にとっては終了近くの2失点は非常に重く、反撃に転ずることができないまま試合が終了しました。
全勝対決は湘南学院が2-0で勝利。最後の得点シーン以外は地味な内容でしたが、負けてはいけない試合でしっかりと勝ったことは重要です。そこには慣れたグラウンドというホームの利もあったかもしれません。両チームの選手と関係者のみなさん、大雨の中お疲れさまでした。
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10/16 国際スポーツ交流 in よこすか
NPO法人 横須賀国際交流協会の主催で行われる国際サッカー大会‥と言うと大袈裟ですが、横須賀市内のチームと、近隣で暮らす南米やアジアの人たちがサッカーを通じて交流を深めることを目的とした大会です。今回で10回目を迎えたそうです。
会場の日産追浜グラウンドに着くと、少年のFC津久井ペガサスvsペルーの試合が行われていました。ペルーの選手は代表チームと同じユニフォームを着ています。ペガサスはさすがに統制のとれたサッカーでペルーを圧倒。ペルーチームはこの大会のために編成されたのかもしれませんが、それを差し引いてもペガサスの試合運びは堂々としていて、この1試合だけでも日本の少年サッカーの完成度の高さが感じられました。
次の試合は社会人の日本チームvsYKC(横浜研修センター)。YKCはアジア諸国の選手で編成されているチーム、対する日本は若手中心でいかにも強そうな雰囲気があります。試合が始まると終止すぐに日本がペースを掴み、次々とゴールが決まっていきます。
日本は後半からベテランを投入(運営委員の方も混ざっていたとか)。YKCはここから盛り返しましたが、日本が後半もいくつかゴールを奪って大差で勝利しました。
隣のコートでは再びペルーチームが試合中。ペルーの選手がシュートを外したら、ピッチの外にいた味方選手が容赦のない野次(なぜか片言の日本語)を飛ばしていました。南米流コミュニケーションといったところでしょうか。
大会は予定より15分ほど遅れて進行中。先へ進めたい司会陣とは裏腹に陽気というか暢気なのがブラジルチーム。勝手に隣のコートに入って練習を始めて注意を受けていました。ブラジルには悪気がないので笑えるシーンでした。
そのブラジルと横須賀チームの対戦。横須賀が先制し、ブラジルが追い付くという白熱した内容です。ブラジルの選手は自分がボールを持ったらとにかく放したくないらしく、ファウルで横須賀ボールになってもなかなかボールを渡さないので主審も困っているようです。
前半終了近くにもハプニングが。ベンチから交代を指示されたブラジルの選手がそれを拒否。主審に促されても言うことを聞かず、結局そのままプレーを続けました。ブラジル的というのか、サッカーに対する思い入れは半端ではありません。
このあと逗子市で神奈川県リーグの試合があるため、ここで会場を出ることにしました。
これだけ国際色豊かな交流イベントが開催できるのはサッカーならでは。将来は公共の施設でさらに盛大に行われることを期待しています。各国選手の皆さん、ボランティアスタッフの皆さん、雨の中お疲れさまでした。
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9/18【関東女子サッカーリーグ 第9節】横須賀シーガルズFC vs 神奈川大学
今季2度目となる大津グラウンドでの関東女子リーグ。対戦相手の神奈川大学にはなでしこジャパン常連の矢野喬子選手が在籍しているので対戦が楽しみでしたが、この試合には出場しませんでした。
シーガルズは序盤から前線のスピードと運動量を活かして神大の守備を撹乱し、積極的にゴールへ向かいます。得点できそうな雰囲気がありましたが、先制したのは神大。左サイドの突破からDFとGKの頭上を超えるループシュートを決められました。
この得点で神大は落ち着き、横須賀の攻撃に対してじっくりとマンツーマンで対応してくるようになりました。これを引き剥がすのが難しく、横須賀はフリーでボールを持てなくなってきました。徐々に神大ペースに傾きながら0-1で前半が終了。神大は組織力と個々の選手の技術が高く、日体大よりもやりにくそうです。
後半。早めに同点に追いつきたい横須賀は開始直後に決定機を得ましたが、惜しくもゴールならず。逆に神大のカウンターを受け、前がかりになっていたところロングボール1本で破られて失点を許しました。
2点リードの神大はさらに全体を押し上げてきます。それでもひるまずサイド突破を仕掛けるシーンや、中盤でのお互いに主導権を握らせまいとするボランチ同士の対決は見応えがありました。
路間の経過に伴って横須賀の守備陣は体力的に厳しくなってきました。神大はそこを狙って遠めからの強いシュートでさらに2点を追加し、パワーの違いを見せつけます。横須賀は最後までパスをつないで1点を取りに出ますが、神大にシュートコースを消されて得点できず。0-4で試合終了となりました。
U-15世代の選手も出場している横須賀にとって大学チームは難敵です。特にこの試合では日体大戦以上に体の強さの差が感じられ、シーガルズの持ち味である華麗なサッカーも見せ場が減らされてしまったようでした。
埋められない差がある中で自分たちのスタイルで勝つことはとても困難ではありますが、シーガルズはそこを曲げることはしないでしょう。いつかはこのレベルの大学チームに打ち勝つ試合を見せてくれることを期待しています。
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5/15【関東女子サッカーリーグ 第3節】横須賀シーガルズFC vs 日本体育大学
横須賀のホームとなる大津公園グラウンドで行われた関東女子サッカーリーグ。対戦相手の日本体育大学には横須賀シーガルズ出身選手が4名登録されており、その中にはユニバーシアード日本代表選手も含まれています。試合は40分ハーフです。
横須賀のキックオフで試合が始まると、すぐにすばやいパス回しで相手をかわしながら日体大陣内へ入っていきます。日体大の選手たちは対応に戸惑って連携を欠き、横須賀に押され気味です。この時間帯に先取点が欲しい横須賀ですが、日体大もさすがに簡単にはゴールを割らせません。GKがシーガルズ出身なので動きが読まれている部分もありそうです。
前半の中頃に差し掛かると日体大も落ち着き、ボールを持つ時間が増えてきました。30分頃、右サイドから横須賀DF2人を振りきって中に入った日体大選手がミドルシュート。これがGKも届かない位置に決まって日体大が先制。横須賀も攻め返しますが得点には至らず、0-1で前半を終えました。
後半に入ると少しずつ横須賀が押され始めました。体格面ではやはり日体大に分があります。横須賀が相手の守備に手こずっている間に、日体大が決定力の高さを活かして2点を追加しました。
残り15分ほどになると横須賀が反撃。自陣から速いパスをつなぎ、中盤から出された相手DFの頭上を越えるパスに走り込んだFWが落ち着いてシュートを決め、1点を返しました。このときのFWの走り出しは早く、相手DFが気づいたときにはもう追いつくとはできませんでした。
横須賀はこのあとも何度かチャンスを作りますがシュートがクロスバーに当たるなど追加点は奪えず、1-3で試合終了となりました。結果として3点を奪われてしまいましたが、シュートを多く打たれたわけではなく、技術や展開の組み立てうまさでは日体大に引けを取らない質の高さを見せてくれました。
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